まんが解説!結婚した場合の自動車保険の見直し


まんがのセリフをテキストで読む
あかり「もうすぐお姉ちゃん結婚だね!」
姉「引っ越しとか手続きとか忙しくて実感ないんだよねー」
忍子「お忙しいところ失礼ですが・・・」
忍子「自動車保険の見直しも忘れずに!」
ニンミャ「補償範囲や年齢制限などもチェックだミャ」
みんな「忍子さん!」
姉「これからは旦那さんの車を一緒に乗る予定だけど・・・」
義兄「あ、補償範囲は本人限定かも」
ニンミャ「本人と配偶者限定に変更だミャ!」
忍子「同居親族や配偶者間なら等級は引き継げるから、どちらか高い等級で契約するのがオススメだよ!」
姉「なるほど!」
父「ということは、うちの自動車保険も見直さないとな」
あかり「パパ」
父「今までうちの車は年齢制限を21歳にしていたけど、子どもが乗らないとなると35歳以上にすれば安くなるからな」
母「そうね」
あかり「ちょっとまってー!私、この間免許取ったの忘れてない?車乗りたい」
あかり「私も里帰りした時に車乗りた~い!」
父「えええー」
忍子「自動車保険はライフスタイルに合わせて最適なものを!」
ニンミャ「結婚や同居によって条件が変わってくるから要チェックだミャ!」

結婚をした時には生命保険の見直しが必要と言われますが、自動車保険の見直しも同じく必要とされていますがそのことはあまり多くの人に知られていません。そこで今回は結婚した時に必要な自動車保険の見直しについて大切なポイントをわかりやすく解説していきます。

結婚した時に自動車保険を見直すポイント

結婚して籍を入れて名字が変わったり引っ越しによって住所が変わったりすると、保険会社に連絡をして個人情報の変更の手続きを行う必要があります。その他にも自動車保険の補償内容についても見直す必要がありますが、主なポイントは次の3つになります。

  • 運転する人の範囲
  • 記名被保険者、年齢制限
  • 特約の重複

また実家の車を運転していた場合は、親の自動車保険の加入状況などを見直したり等級の引継ぎを検討することも大切になります。

運転する人の範囲

自動車保険では運転する人の範囲を制限しており、それによって保険料が変わってきます。ほとんどの損害保険会社では次の4つの区分に分かれています。

補償範囲 概要
運転者限定なし 誰が運転しても補償が適用される
本人限定 主に運転する「記名被保険者」に補償を限定
夫婦限定 記名被保険者およびその配偶者に補償を限定
家族限定 記名被保険者およびその親族 ※1 ※2

※1 記名被保険者の配偶者、同居の親族、別居の未婚の子
※2 損害保険会社によって異なり、別居の既婚の子まで保障される会社もあります

独身時代では親が記名被保険者となり、子供が運転しても良いように「家族限定」に設定しているケースが多いものです。しかし結婚をして子供が別の世帯となると、家族限定では補償範囲から外れてしまうため「運転者限定なし」に設定し直す必要があります。また補償範囲から子供が抜けるため「本人限定」や「配偶者限定」に見直すことで無駄な保険料を抑えることができます。

また子供が別の車を購入して運転する場合では新しく自動車保険に加入する必要があります。結婚した夫婦2人しか運転する人がいない場合には「夫婦限定」にすることで保険料を抑えられますが、離れて暮らす親が運転することもある場合には、家族限定では補償されないため「運転者限定なし」を選択する必要があります。

年齢制限は最少年齢に合わせること

自動車保険の「年齢制限」は一般的に以下のように区分されており、車を運転する人の最少年齢に合わせて保険料が変わってきます。そのため記名被保険者よりも配偶者が年下という場合には、保険会社に連絡をして年齢制限の設定の変更手続きを行う必要があります。

  • ①30歳以上
  • ②26歳以上
  • ③21歳以上
  • ④年齢を問わない

どちらも30歳以上であれば保険料に大きな変更はありませんが、18~20歳の方と結婚して補償範囲に含めるとなると保険料が大幅にアップしてしまうこともあるので注意が必要です。また配偶者となる方の過去の事故歴によっては保険の加入を断られる可能性もあります。例えば1年のうちに何度も事故を起こして保険金をたくさん受け取っている方では「引き受け不可能」と判断されて、配偶者の方を補償範囲に含めること自体ができなくなるケースもあるので事前に保険会社に確認しておきましょう。

特約の重複に注意

「弁護士費用特約」は、交通事故による損害賠償などで示談や裁判になった場合に弁護士費用を保険会社が補償するという特約です。大きな事故になると弁護士費用も100万円を超えることもあるので、自己負担を抑えるためにもこの特約はつけておきたいものです。ただし、この弁護士費用特約の補償範囲は保険に加入している本人だけではなく、その家族(配偶者、同居の親族、別居の未婚の子)も補償されるということです。

他にも「個人賠償責任特約」「自転車特約」「ファミリーバイク特約」なども補償範囲が家族にまで及ぶ特約は数多くあります。夫婦2人でそれぞれ車を所有している場合、どちらか一方に特約があれば問題なく、重複して設定していると保険料の無駄となってしまいます。結婚時にお互いの自動車保険や他の生命保険、損害保険などを点検して、重複した補償がないか確認することも大切です。無料で利用できる保険相談サービスでは保険のプロであるFPが保険をトータルで点検してくれるので、結婚を機会に一度利用されることもおすすめします。

使用する自動車を1台にまとめる場合

結婚を機会にそれぞれ持っていた車をどちらかの1台にして共有して使用するというケースも考えらえます。このようなケースでは、まず加入している自動車保険のうち高い等級の方で契約を行うようにしましょう。自動車保険は配偶者または同居の家族であれば等級を引き継ぐことができるので、籍を入れたり同居をスタートさせてから保険会社に連絡して高い等級の方で自動車保険を継続させると保険料を抑えることができます。

またもう一方の低い等級の方の自動車保険も、8等級以上であれば「中断」を行っておくようにしましょう。中断をすることで「中断証明書」が発行され、新しく車を購入した際に中断した際の高い等級から契約をできたり、子供が車を使用するようになった場合に等級を引き継がせることもできます。いったん解約をすると6等級から改めてスタートすることになってしまうので、長い年月をかけて高くしてきた等級を無駄になるので注意しましょう。

結婚時の自動車保険見直しのまとめ

  • 補償範囲、年齢制限、記名被保険者について見直す
  • 特約など補償が重複していないかトータルの保険見直しを行う
  • 車をまとめる場合は中断を利用して等級を維持する

参考記事
・Allabout:「子供が結婚して別世帯に 自動車保険はそのまま?

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