1日(1DAY)自動車保険とは?メリットや特徴、各社の比較

実家に帰省した際に実家の車を運転したり、友達の車を借りて旅行に出かけたりする場合に便利なのが1日(24時間)や数日間だけ補償期間がある自動車保険が便利です。手続きもコンビニエンスストアやスマホから簡単に即日申込を行うことができ、保険料もプランに応じて選ぶことができます。このページでは1日自動車保険について解説しています。

1日自動車保険とは

普段車を運転しないペーパードライバーの人が旅行中に運転を代わってあげたり、緊急の所用で車を運転せざるを得ない状況も起こり得ます。また引越しなど大きな荷物を運ぶために友人が所有している車を借りたり、雨が降ってきたので最寄りの駅まで家族や友人を迎えに行くために家族が所有している車を運転することもあると思います。

このような状態で運転をしてしまうと自賠責保険の補償を受けられても任意保険(自動車保険)の補償を受けることはできません。万が一、補償なしの状態で他人や搭乗者を死亡させてしまうような事故を起こした場合、数千万円や1億円を超えるような賠償金を支払うことも必要になってきます。このようなことに陥らないためにも、運転時間がわずかであっても自動車保険に加入しておくことが大切です。ちなみにレンタカーやホームセンターで軽トラックを借りて事故を起こしても、利用料などに保険料が含まれているので任意保険でカバーされます。

しかしながら、1年間のうちにたった数日ぐらいしか運転しないのに保険期間が1年間の自動車保険に加入してたくさんの保険料を支払うのはもったいないと感じている方も多いと思います。そこで便利なのが1日間や1週間といった短期間を手軽な保険料で補償してくれる「1日自動車保険」と呼ばれるものです。1日自動車保険は24時間単位で1日や1週間といった補償期間を必要に応じて決めることができ、保険料も1日500円からとリーズナブルな価格になっています。

またコンビニやスマホから簡単に加入申込をすることができ、申込みを行ったその日から補償を受けることもできます。現在では3つの損保会社が1日自動車保険を取り扱っていますが、どの損保会社の1日自動車保険でもロードサービスが付帯されているので旅行先でパンクをしたりバッテリー上がりなどにも無料で対応してくれます。

さらには1日自動車保険には「年齢制限」や「等級」が存在しません。そのため一般的な任意保険では保険料が高くなってしまう「18歳、19歳」の方や「5等級以下」の割増の保険料が適用される方でも保険料が高くなることはありません。

1日自動車保険の比較

補償内容 三井住友海上
1DAY保険
あいおいニッセイ同和
ワンデーサポーター
東京海上日動
ちょいのり保険
保険期間 10分単位で補償開始時間を選択できる(1日単位で延長可) 申込時間から24時間(1日単位で延長可) 申込時間から24時間(1日単位で延長可)
対人賠償保険 無制限 無制限 無制限
対物賠償保険 無制限 無制限 無制限
自損傷害保険 1,500万円 1,500万円 1,500万円
搭乗者傷害保険 1,000万円 1,000万円 1,000万円
復旧費用補償 300万円※1 300万円※1 300万円
対物超過補償 50万円
弁護士費用特約 × × △※1
ロードサービス

※1 プランによって異なる

1日自動車保険の補償内容は一般的な任意保険とほとんど変わりが無く、プランによって車両保険(復旧費用補償)を付帯させるかどうかを選択できます。車両保険なしの場合は1日あたり500円、車両保険ありの場合は1日あたり1,500円の保険料です。またどこの損害保険会社でも対人や対物補償は無制限、自損傷害保険は1,500万円、搭乗者傷害保険は1,000万円の補償内容となっています。

セブンイレブンなどでも加入できる三井住友海上の「1DAY保険」は、車内の荷物(カメラやゴルフセットなど)が事故によって損害を受けた場合は10万円を限度に支払らわれます。また搭乗者がケガを負った場合に、5日未満の入院の場合は1万円、5日以上の入院の場合は5万円が入通院保険金として支払われます。

あいおいニッセイ同和損保の「ワンデーサポーター」は、docomo、au、ソフトバンクのキャリアであればスマートフォンから契約をすることができます。また利用回数に応じてあいおいニッセイ同和損保が販売している一般的な自動車保険「タフ・クルマの保険」への加入に際して割引が適用されます。

東京海上日動が販売している「ちょいのり保険」では、補償内容に応じて「プレミアム(1,800円)」「スタンダード(1,500円)」「車両保険なし(500円)」の3種類のプランがあります。プレミアムでは事故を起こした場合に示談交渉や裁判費用を補償してくれる「弁護士費用特約」が付帯されているのが特徴です。

1日自動車保険の注意点

1日自動車を利用する場合はいくつかの点に注意する必要があります。まずこれまでに任意保険に加入しており、等級が1~2にまで下がってしまっている方は加入を断られることがあります。等級が1、2ということは過去にたくさんの事故を起こしている運転者であり、事故率の高さを理由に加入を断わられる可能性があります。個別の保険会社が加入の是非を判断するので、等級が低い方は3社それぞれに問い合わせされることをおすすめします。

また車両保険(復旧費用補償)の限度額が300万円となっているため、車両価格が1,000万円を超えるポルシェなどのスポーツカーを借りる場合は1日自動車保険を利用できないこともあります。対象の車両(借りて運転する車など)の審査に数日~1週間程度かかることもあるので、保険をスタートさせたい日にちよりも前に余裕を持って申込んでおくことが大切です。

車両保険を付帯させないのであれば、スマートフォンや近くのコンビ二から申込を完了させてすぐに補償を開始させることができます。旅行先で夫の体調が崩れて妻が代わりに運転する、といった場合でも対応できます。ただし自分(配偶者)が所有する車は契約対象外となっているので注意が必要です。

1日自動車保険のまとめ

  • 友人や家族が所有する車を借りる際に便利な保険、コンビニやスマホから手軽に加入できる
  • 保険料は車両保険なしで500円、車両保険を付帯させると1,500円になる
  • 一部の高級車や自分が所有する車は1日自動車保険を使えないので注意

参考記事
・三井住友海上:「1DAY保険
・あいおいニッセイ同和損保:「ワンデーサポーター
・東京海上日動:「ちょいのり保険

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